先日エックスサーバーから
wpXクラウドへとサーバー移転を行ったので、
移転方法をわかりやすく掲載しておこうと思います。
作業自体はそれほど難しくはないのですが、
初心者にとっては敷居が高いので、
一度やり方を確認してみてください。
サーバー移転を決意したきっかけ!

私は半年近くエックスサーバーのx10プランで
トレンドブログを運営していたのですが、先月の終わりぐらいから
サーバーエラー500が頻発するようになってしまいました。
こちらの記事を読んでもらえばわかるのですが、
アクセスが集中しすぎてサーバーに負荷がかかっているのが原因です。
⇒サーバーエラー500の原因と解決方法は?プラン変更で対処!
来月からx20プランに引き上げるのですが、
どうせだったらトレンドブログに最適であるwpXクラウドを試してみたい!
ということで、4つあるブログの1つをサーバー移転させることにしました。
⇒トレンドブログはエックスサーバーが人気?wpXクラウドと比較!
丸2日間四苦八苦しながら何とか移転が完了したので、
そのやり方を初心者にもわかりやすく残しておこうと思います!
サーバー移転の方法について!

サーバー移転未経験の方にとっては難しい作業になるので、
やり方や作業の流れをしっかりと抑えておきましょう。
主な流れは次のようになっています。
1.wpXクラウドを契約する。
2.エックスサーバーのDBをエクスポートする。
3.エックスサーバーのサーバー上のデータをバックアップする。
4.wpXクラウドでドメイン設定とWordpressのインストールをする。
5.wpXクラウドにDBをインポートする。
6.wpXクラウドにサーバー上のデータをアップロードする。
7.動作確認をする。
8.ネームサーバを切り替える。
サーバー移転未経験者からしてみれば何が何だか分からないと思います。
私も最初は全く意味がわかりませんでしたが、手順通りの方法で進めていけば、
サーバー移転は問題なく完了します。詳しいやり方を画像付きで説明していきます。

まずはwpXクラウドを契約するので、
お申し込みをクリックして、必要な情報を記入します。

登録が完了するとサーバーの管理画面にアクセスできるようになります。
ところが、現在サーバーの設定準備中ですと
表示されている間は何も作業ができません。
私の場合は4~5時間ぐらいは掛かったので、
この時間内に他の作業を済ませてしまいましょう。

まずはエックスサーバーのDTのエクスポートです。
管理画面にアクセスしてもらい、上記のphpmyadminをクリックしてもらいます。

するとユーザー名とパスワードの入力画面になるのですが、
私はここがわからないで1時間ぐらい迷い続けました。
ユーザー名とパスワードを知るためには、
FTPツールを使用してサーバー上のデータにアクセスします。

public_htmlの中に、wp-config_phpというデータがあるのですが、
そこにアクセスすると、上記のように
データベースのユーザー名とパスワードが出てきます。
それを先ほどの入力欄に入れることにより、
データベースにアクセスできるようになります。

データベースでは、information_schemaではない方を選択し、
エクスポートをクリックします。

エクスポートする際には、
上記3つにチェックが入っているかを確認してください。

チェックが終わったら、ファイルに保存するにチェックを入れて、
エクスポートを実行します。これでエクスポートは完了です!

次はFTPツールを使用して、
エックスサーバーのサーバー上のデータをバックアップします。
wp-contentとhtaccessの2つのデータをバックアップしてください。
この際、要領が大きすぎるとエラーになる可能性もありますので、
一気にダウンロードするよりも、一つ一つ確実にダウンロードした方が安全です。
これが終われば、エックスサーバーでの作業は終了になります。

エクスポートやバックアップが終了したら、
サーバーの設定準備が終わっている頃だと思います。
まずはドメインの追加設定を先に済ませましょう。

ドメインの追加では、他社管理のドメインを追加するをクリックします。

認証方法に関しては、Web認証がお勧めです。
Whois認証だとこの時点でサーバーが切り替わってしまうので、
それ以外の方法を選びましょう。

Web認証ではファイルをダウンロードして、
そのファイルをFTPツールを使い、piblic_htmlの中にアップロードします。
それが終わるとドメインが追加されるので、
次はWordPressのインストールに移りましょう。

新規インストールをクリックします。

追加したドメインを選択して、次に進むをクリックしてください。

問題なければ、確定をクリックしましょう。

これでWordPressのインストールは完了です。

ドメインの追加とWordPressのインストールが終わったら、
htaccessを編集します。

エックスサーバーでバックアップをとったhtaccessのデータにある、
# BEGIN WordPressから# END WordPressまでを全てコピーして、
この画面にそのまま貼り付けます。その後は設定を保存して完了です。

次はエックサーバーでエクスポートしたデータを、
wpXクラウドにインポートさせるので、phpMyAdminをクリックしてください。

まずはデータベースを一旦全て空にするので、
全てにチェックを入れてから、データを削除します。

データベースの中が空になったら、インポートします。
まずはエックスサーバーのデータベースで、エクスポートしたファイルを選択。
ファイルの文字セットがutf8に設定されていることを確認し、実行してください。

続いてサーバー上のデータをFTPツールを使用して書き換えます。
先ほどエックスサーバーでバックアップしたwp-contentの中身を、
全てwpXのサーバーに上書き保存してください。
バックアップと同じで容量が膨大だとエラーが起こる可能性もあるので、
一つずつ確実にアップロードさせていきましょう。
それが終了したら、最後の動作確認に入ります。

動作確認はhostsファイルというデータを使用するのですが、
まずはメモ帳を右クリックして、管理者として実行で開きます。
その後、ファイル→開く→ファイル名→
C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts
と入力してもらうと、hosts編集画面に移ります。
そこで最後の行に
wpXクラウドのIpアドレス・半角スペース・サイトのドメイン
と、上記の画像のように入力して上書き保存します。
これで自分のパソコンからサイトにアクセスすると、
新サーバーに切り替わった状態のサイトを見ることができます。
ここでエラーなどもなく、サイトの表示に問題がなければ、
hostsファイルの設定を元に戻してください。

そしてこれが最後の作業になるのですが、ドメインのネームサーバを、
エックスサーバーからwpXクラウドに切り替えて、サーバー移転は完了です!
サーバーが新サーバーに移行するまでは数日間の時間が掛かるので、
アクセスした人によってはエックスサーバーのサイトが
表示されたりという不具合が起こる可能性があります。
その為、1周間ぐらいは両方のサーバーで運営しておき、
データが完全に移行したと思ったらサーバーを解約するようにしましょう。
まとめ!
以上がサーバー移転の主な流れになります。
一度経験してしまえば意外と簡単かもしれませんが、
初めての人にとってはかなり難しい作業だと思います。
少し作業を間違えたりエラーが発生したりすると厄介ですから、
万が一に備えて、バックアップは必ず保存しておくよう心がけてください。
エクスポートとインポートを使った記事移転の方法はこちらをどうぞ!
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